インコの卵が出てこない、エッグバインディング(卵詰まり)の症状と応急処置
エッグバインディング(egg binding、卵詰まり)は、メスのインコが卵を産めずに体内で詰まってしまった状態です。放置すると数時間のうちに急激に悪化することがある、産卵期のメスの代表的な緊急疾患です。
なぜ起こるのか
カルシウム不足が最も多い原因です。そのほか、肥満や低体重、初めての産卵または逆に高齢の場合、ケージの温湿度が適切でない場合、産卵経験が少ない場合にも起こりやすくなります。
確認すること
- お腹の下側(総排泄腔周辺)が膨らんでいる
- 尾を繰り返し上下に振る
- 床にうずくまっていきむ姿勢を繰り返す
- 呼吸が速くなる、または口を開けて呼吸する
- 元気が目に見えて落ち、排便量が減る
病院に行く前の応急処置
- 保温: ケージ内の温度を28〜30度程度に上げてください。温めると筋肉が弛緩し、産卵の助けになることがあります。
- 静かで暗い環境: 刺激を最小限にし、安静にさせてください。
- 無理に卵を押し出そうとしないでください: 誤った力の入れ方は臓器損傷や出血につながる恐れがあります。
動物病院に行くべき場合
12時間以上症状が続く場合、または呼吸困難が見られる場合は緊急事態です。時間が経つほど危険になる疾患のため、疑わしい場合は先延ばしにせず、すぐに動物病院に連絡してください。カルシウム注射や処置で速やかに改善するケースが多くあります。
今のうちの子の状態が気になったら、写真で3秒チェックしてみましょう。
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